日本触媒 姫路 爆発
日本触媒姫路製造所で爆発がありました。
爆発が起きたのは２９日午後２時頃
兵庫県姫路市網干区の「日本触媒姫路製造所」です。
従業員から火災発生を知らせる通報があった後、さらに被害は拡大した模様です。
消防隊員が消火活動中に最悪にも爆発が起こり、消防車にも引火。
付近にいた消防隊員１人が全身やけどで亡くなり、
警察官や工場従業員など少なくとも３０人が重軽傷を負ったそうです。
警察や市消防局などによると、爆発したのはアクリル酸の入ったタンク。
午後２時すぎ、会社側から消防局に
「アクリル酸の異常反応で爆発する危険がある」との連絡があった。
消防車などがタンクに駆けつけ、放水活動をしていた２時半ごろ、爆発を起こしたという。
近くを通りかかった男性は
「突然すさまじい爆発音があり、黒煙が２０～３０メートルまで上がった」
と声を震わせていた。
さらに、大地震が起こったかのように周りの建物が揺れたという話もありました。
黒煙が２０～３０ｍというと、一般的なマンションの高さまで煙が
上がったということです。
これはかなりの爆発だったんですね。
化学系の薬品の多くは引火しやすい物質なので、
取り扱いには十分注意しなければならないです。
爆発前に通報したことから、タンクに異常があったのは
わかったのでしょうが、その原因はいったいなんでしょうか？
早く原因究明して欲しいですね。
亡くなったのは網干消防署の山本永浩消防副士長（２８）さんとのこと。
まだまだ若いのにとても残念です。
また負傷者３０人は、消防隊員が１９人、警察官が２人、工場従業員が９人。
うち、従業員の２人が重傷です。
現在わかっている情報だけで３０人なので、これから増える可能性もあります。
日本触媒姫路製造所での爆発は今後も注意しておく必要がありますね。
